2023年07月14日
令和5年 第27週(7月3日~7月9日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゙/COVID-19 定点91,小児科定点53です。
・第27週の定点把握対象疾患の総報告数は5,183 人で,前週より956人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【インフルエンザ(開始30.0,終息10.0)】:
鹿児島市(34.61),指宿(31.33),伊集院(56.60), 川薩(54.57),鹿屋(38.50),西之表(35.00)
【手足口病(開始5.0,終息2.0)】:
大口(5.00)
【ヘルパンギーナ(開始6.0,終息2.0)】:
鹿児島市(15.69),加世田(18.67),伊集院(4.67), 川薩(22.00),姶良(8.71),志布志(8.67),鹿屋(20.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値10.0)】:
加世田(22.83), 姶良(27.64),志布志(10.20)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)インフルエンザ
第27 週のインフルエンザの報告数は2,485 人で,前週より659 人多く,定点当たりの報告数は27.31 であった。
年齢別では,10~14歳(614 人),7歳(302 人),8 歳(262 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(56.60),川薩保健所(54.57),鹿屋保健所(38.50)の順に多い。
(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第27 週のCOVID-19 の報告数は1,563 人で,前週より336 人多く,定点当たりの報告数は17.18 であった。
年齢別では,10~14歳(272 人),40~49 歳(182 人),60~69 歳(155人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,西之表保健所(64.50),名瀬保健所(49.80),徳之島保健所(27.80)の順に多い。
(3)ヘルパンギーナ
第 27 週のヘルパンギーナの報告数は 575 人で,前週より 8 人少なく,定点当たりの報告数は10.85 であった。
年齢別では,1歳,3歳(それぞれ110 人),2 歳(106 人),4 歳(88 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,川薩保健所(22.00),鹿屋保健所(20.80),加世田保健所(18.67)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年7月14日更新)