令和5年28週
～インフルエンザ 、
新型コロナウイルス感染症
（COVID-19）、
ヘルパンギーナ～

令和5年 第28週(7月10日～7月16日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19 定点91，小児科定点53です。

・第28週の定点把握対象疾患の総報告数は5,344 人で，前週より161人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：
　鹿児島市(43.09),指宿(21.33),伊集院(41.80), 川薩(33.29),姶良(32.64),鹿屋(42.75),西之表(20.50)
【ヘルパンギーナ（開始6.0，終息2.0)】：
　鹿児島市(16.38),加世田(17.00),伊集院(5.00), 川薩(15.50),出水(8.00), 姶良(9.29),志布志(4.67),鹿屋(17.60)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：
　加世田(14.50),大口(11.50),志布志(14.20)

※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第28 週のインフルエンザの報告数は2,462 人で，前週より23 人少なく，定点当たりの報告数は27.05 であった。
　年齢別では，10～14 歳(542 人)，7 歳(277 人)，8 歳(251 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（43.09)，鹿屋保健所（42.75)，伊集院保健所（41.80)の順に多い。

（2）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第28 週のCOVID-19 の報告数は1,736 人で，前週より173 人多く，定点当たりの報告数は19.08 であった。
　年齢別では，10～14 歳(311 人)，40～49 歳(194 人)，50～59 歳(177人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所（61.00)，名瀬保健所（44.60)，徳之島保健所（28.60)の順に多い。

（3）ヘルパンギーナ
　第28 週のヘルパンギーナの報告数は541 人で，前週より34人少なく，定点当たりの報告数は10.21 であった。
　年齢別では，1 歳(121 人)，2 歳(111 人)，3歳(102 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（17.60)，加世田保健所（17.00)，鹿児島市保健所（16.38)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年7月21日更新)