令和5年45週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、咽頭結膜熱～

令和5年 第45週(11月6日～11月12日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点88，小児科定点51です。
・第45週の定点把握対象疾患の総報告数は2,361 人で，前週より144人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：川薩(35.86)，出水(32.00)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(7.00),出水(4.67),鹿屋(6.40)
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：川薩(3.25)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：鹿児島市(24.55),指宿(18.00), 姶良(17.00),志布志(17.25),鹿屋(15.50),西之表(12.50),徳之島(18.20),【水 痘（基準値1.0)】：屋久島(1.50)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第45 週のインフルエンザの報告数は1,626 人で，前週より80人多く，定点当たりの報告数は18.48 であった。
　年齢別では，10～14 歳(463人)，9 歳，15～19歳(それぞれ113人)，30～39 歳(99 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（35.86)，出水保健所（32.00)，鹿児島市保健所（24.55)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第45 週の感染性胃腸炎の報告数は164人で，前週より36 人少なく，定点当たりの報告数は3.22 であった。
　年齢別では，1 歳(30 人)，4 歳(21 人)，2 歳(18 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（10.20)，鹿児島市保健所（5.25)，指宿保健所（4.00)の順に多い。

（3）咽頭結膜熱
　第45 週の咽頭結膜熱の報告数は157 人で，前週より61 人多く，定点当たりの報告数は3.08 であった。
　年齢別では，3 歳(36 人)，2 歳(30 人)，1 歳(29 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（7.00)，鹿屋保健所（6.40)，出水保健所（4.67)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年11月17日更新)