令和5年26週
～インフルエンザ 、
新型コロナウイルス感染症
（COVID-19）、
ヘルパンギーナ～

令和5年 第26週(6月26日～7月2日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19 定点91，小児科定点53です。

・第26週の定点把握対象疾患の総報告数は4,227 人で，前週より302人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：
　指宿(30.67),伊集院(35.80), 川薩(50.71),西之表(25.00)
【ヘルパンギーナ（開始6.0，終息2.0)】：
　鹿児島市(18.46),指宿(6.00),加世田(24.33),伊集院(4.67),川薩(18.00),姶良(8.86),鹿屋(19.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：
　鹿児島市(26.22),加世田(13.00), 姶良(22.09),鹿屋(15.13),名瀬(13.60)

※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点報告疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第26 週のインフルエンザの報告数は1,826 人で，前週より180 人多く，定点当たりの報告数は20.07 であった。
　年齢別では，10～14 歳(470 人)，8 歳(191 人)，6歳(190 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，川薩保健所（50.71)，伊集院保健所（35.80)，指宿保健所（30.67)の順に多い。

（2）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第26 週のCOVID-19 の報告数は1,227 人で，前週より161 人多く，定点当たりの報告数は13.48 であった。
　年齢別では，10～14 歳(192 人)，40～49 歳(156 人)，50～59 歳(132 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所，名瀬保健所（それぞれ54.00)，徳之島保健所（22.80)，指宿保健所（16.33）の順に多い。

（3）ヘルパンギーナ
　第 26 週のヘルパンギーナの報告数は 583 人で，前週より 66 人少なく，定点当たりの報告数は11.00 であった。
　年齢別では，2歳(118 人)，1 歳(109 人)，3歳(106 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，加世田保健所（24.33)，鹿屋保健所（19.00)，鹿児島市保健所（18.46)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年7月7日更新)