2023年06月16日
令和5年 第23週(6月5日~6月11日)
・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19定点91,小児科定点53です。
・第 23週の定点把握対象疾患の総報告数は 2,108 人で,前週より 380人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:
出水(1.67)
【ヘルパンギーナ(開始 6.0,終息 2.0)】:
鹿児島市(12.77),川薩(8.50),姶良(10.43)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ(基準値 10.0)】:
鹿屋(12.38)
※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。
☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
第 23 週の COVID-19 の報告数は 671人で,前週より 183 人多く,定点当たりの報告数は 7.37 であった。
年齢別では,10~14 歳(107 人),40~49 歳(68 人),15~19歳(62 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,伊集院保健所(14.80),徳之島保健所(12.00),鹿児島市保健所(10.04)の順に多い。
(2)ヘルパンギーナ
第 23 週のヘルパンギーナの報告数は 315 人で,前週より 124人多く,定点当たりの報告数は 5.94 であった。
年齢別では,1歳(91 人),2 歳(68 人),3 歳(54 人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(12.77),姶良保健所(10.43),川薩保健所(8.50)の順に多い。
(3)インフルエンザ
第 23 週のインフルエンザの報告数は 464 人で,前週より 142人多く,定点当たりの報告数は 5.10 であった。
年齢別では,15~19 歳(103 人),10~14 歳(90 人),7 歳(51人)の順に多かった。
保健所別の定点当たり報告数は,鹿屋保健所(12.38),指宿保健所(8.33),鹿児島市保健所(7.78)の順に多い。
【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年6月16日更新)