令和6年12週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、COVID-19～

令和6年 第12週(3月18日～3月24日)

☆定点把握対象疾患の発生状況
・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19 定点89，小児科定点51です。
・第12週の定点把握対象疾患の総報告数は2,548 人で，前週より155人少ない報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(16.41), 姶良(18.00),鹿屋(29.50)
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：鹿児島市(4.33),指宿(3.00), 川薩(8.25),出水(5.00), 姶良(2.29),鹿屋(2.80),
【Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（開始8.0，終息4.0)】：鹿児島市(6.67),伊集院(4.00),出水(5.00),大口(4.00),鹿屋(5.60)
【感染性胃腸炎（開始20.0，終息12.0)】：鹿屋(17.40)
【流行性角結膜炎（開始8.0，終息4.0)】：川薩(4.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：伊集院(13.40) 川薩(27.43),西之表(11.50),徳之島(12.20)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第12週のインフルエンザの報告数は1,322人で，前週より39人多く，定点当たりの報告数は14.85 であった。
　年齢別では，10～14 歳(481 人)，9 歳(125 人)，7 歳(113 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（29.50)，川薩保健所（27.43)，姶良保健所（18.00)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第 12 週の感染性胃腸炎の報告数は 321 人で，前週より 74 人少なく，定点当たりの報告数は6.29 であった。
　年齢別では，5 歳(44人)，4 歳(35 人)，3 歳(32人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（17.40)，鹿児島市保健所（9.92)，川薩保健所（7.25)の順に多い。

（3）COVID-19
　第12 週のCOVID-19 の報告数は506 人で，前週より38 人少なく，定点当たりの報告数は5.69 であった。
　年齢別では，10～14 歳(65人)，30～39 歳(54 人)，40～49 歳(50 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，徳之島保健所（13.80)，伊集院保健所（8.20)，鹿児島市保健所（6.77)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2024年3月29日更新)