令和5年43週
～インフルエンザ 、
感染性胃腸炎、
新型コロナウイルス感染症
（COVID-19）～

令和5年 第43週(10月23日～10月29日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点88，小児科定点51です。
・第43週の定点把握対象疾患の総報告数は2,139 人で，前週より315人多い報告数でした。
・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：出水(58.60),
【咽頭結膜熱（開始3.0，終息1.0)】：出水(3.00),鹿屋(6.00),
【手足口病（開始5.0，終息2.0)】：川薩(3.00)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所
【インフルエンザ（基準値10.0)】：鹿児島市(22.50),指宿(11.67), 川薩(16.86),鹿屋(20.63),徳之島(27.40),
【水 痘（基準値1.0)】：姶良(1.00)
※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）インフルエンザ
　第43週のインフルエンザの報告数は1,458人で，前週より318人多く，定点当たりの報告数は16.57 であった。
　年齢別では，10～14 歳(410人)，7 歳，8 歳(それぞれ118 人)，15～19 歳(110 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，出水保健所（58.60)，徳之島保健所（27.40)，鹿児島市保健所（22.50)の順に多い。

（2）感染性胃腸炎
　第 43 週の感染性胃腸炎の報告数は 188 人で，前週より 1 人多く，定点当たりの報告数は3.69 であった。
　年齢別では，5歳(24 人)，10～14 歳(23 人)，6 歳(20人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿屋保健所（11.00)，鹿児島市保健所（6.17)，川薩保健所（4.75)の順に多い。

（3）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第 43 週の COVID-19 の報告数は 185 人で，前週より 39 人少なく，定点当たりの報告数は2.10 であった。
　年齢別では，10～14歳(26 人)， 60～69 歳(25 人)，30～39 歳，80 歳以上(それぞれ18 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，徳之島保健所（4.80)，指宿保健所（3.67)，伊集院保健所（3.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年11月2日更新)