令和5年29週
～インフルエンザ 、
新型コロナウイルス感染症
（COVID-19）、
ヘルパンギーナ～

令和5年 第29週(7月17日～7月23日)

・今週の定点医療機関は，インフルエンザ゛/COVID-19定点91，小児科定点53です。

・第29週の定点把握対象疾患の総報告数は4,414 人で，前週より965人少ない報告数でした。

・流行発生警報の基準値（開始基準値及び終息基準値）以上の保健所
【インフルエンザ（開始30.0，終息10.0)】：鹿児島市(32.48),指宿(14.00),伊集院(20.00), 川薩(19.43),姶良(20.55),鹿屋(23.75),【ヘルパンギーナ（開始6.0，終息2.0)】：鹿児島市(12.62),加世田(6.33),川薩(9.50),出水(6.67), 姶良(5.86),鹿屋(7.80)
・流行発生注意報の基準値以上の保健所 【インフルエンザ（基準値10.0)】：加世田(21.67),大口(18.00)

※ 週報発行後，医療機関，保健所から追加，訂正報告があり，全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点把握対象疾患（定点当たり報告数の上位３疾患の発生状況）
（1）新型コロナウイルス感染症（COVID-19）
　第29 週のCOVID-19 の報告数は1,949 人で，前週より178 人多く，定点当たりの報告数は21.42 であった。
　年齢別では，10～14 歳(311 人)，15～19 歳(201 人)，40～49 歳(189人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，西之表保健所（51.00)，名瀬保健所（39.40)，出水保健所（24.20)の順に多い。

（2）インフルエンザ
　第29 週のインフルエンザの報告数は1,699 人で，前週より763 人少なく，定点当たりの報告数は18.67 であった。
　年齢別では，10～14 歳(442 人)，6 歳(160 人)，7 歳(155 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（32.48)，鹿屋保健所（23.75)，加世田保健所（21.67)の順に多い。

（3）ヘルパンギーナ
　第29 週のヘルパンギーナの報告数は338 人で，前週より203人少なく，定点当たりの報告数は6.38 であった。
　年齢別では，1歳(76 人)，2 歳(70 人)，3歳(61 人)の順に多かった。
　保健所別の定点当たり報告数は，鹿児島市保健所（12.62)，川薩保健所（9.50)，鹿屋保健所（7.80)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
（2023年7月28日更新)