2023年06月09日

令和5年 第22週(5月29日~6月4日)

・今週の定点医療機関は,インフルエンザ゛/COVID-19 定点91,小児科定点53です。

・第 22週の定点把握対象疾患の総報告数は 1728人で,前週より 269人多い報告数でした。

・流行発生警報の基準値(開始基準値及び終息基準値)以上の保健所
【咽頭結膜熱(開始 3.0,終息 1.0)】:
 出水(4.33)
【ヘルパンギーナ(開始 6.0,終息 2.0)】:
 鹿児島市(7.69),姶良(6.43)

・流行発生注意報の基準値以上の保健所
 該当なし

※ 週報発行後,医療機関,保健所から追加,訂正報告があり,全数・定点の数値が変更する場合があります。

☆定点報告疾患(定点当たり報告数の上位3疾患の発生状況)
(1)感染性胃腸炎
 第 22 週の感染性胃腸炎の報告数は 344 人で,前週より 43 人少なく,定点当たりの報告数は 6.49 であった。
 年齢別では,2 歳(44 人),1 歳,4 歳(それぞれ 41 人),10~14歳(40 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(14.77),鹿屋保健所(10.00),指宿保健所,姶良保健所(それぞれ 7.00)の順に多い。

(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
 第 22 週の COVID-19 の報告数は 488 人で,前週より 171 人多く,定点当たりの報告数は 5.36 であった。
 年齢別では,10~14 歳(77 人),40~49 歳(66 人),30~39 歳(50人)順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,徳之島保健所(13.20),加世田保健所(9.17),鹿児島市保健所(6.70)の順に多い。

(3)ヘルパンギーナ
 第 22 週のヘルパンギーナの報告数は 191 人で,前週より 7 人多く,定点当たりの報告数は 3.60 であった。
 年齢別では,2 歳(53 人),1 歳(36 人),3 歳(29 人)の順に多かった。
 保健所別の定点当たり報告数は,鹿児島市保健所(7.69),姶良保健所(6.43),川薩保健所(4.00)の順に多い。

【鹿児島県感染症情報センターより参照】
(2023年6月9日更新)